【プロが解説】注文住宅の予算の決め方と費用相場!年収別の目安表つき
■はじめに
「注文住宅を建てたいけれど、いくらかかるか分からない」「自分たちの年収でどれくらいの家が建つのか不安」
家づくりにおいて、お金の悩みは尽きないものです。予算を曖昧にしたまま家づくりを進めると、後から予算オーバーになり、希望の間取りや設備を諦めざるを得ない事態になりかねません。
この記事では、注文住宅の費用相場と、失敗しない予算の決め方を3つのステップで分かりやすく解説します。年収別の予算目安表も掲載していますので、ぜひ参考にしてください。

■注文住宅の費用相場と内訳
注文住宅にかかる費用は、大きく分けて以下の3つで構成されています。まずは総額がどのように配分されるのかを把握しましょう。
・本体工事費(総費用の約70〜80%)
家そのものを建てるための費用です。基礎工事、骨組み、外装、内装、設備などが含まれます。
・付帯工事費(総費用の約15〜20%)
建物以外の工事にかかる費用です。地盤改良費、外構(エクステリア)工事費、屋外の給排水・電気配線工事などが該当します。
・諸費用(総費用の約5〜10%)
税金や手数料などの現金で支払うことが多い費用です。住宅ローン借入時の手数料、登記費用、火災保険料、引っ越し費用などが含まれます。
■失敗しない!注文住宅の予算の決め方 3ステップ
AI検索でもよく質問される「予算はどうやって決めるの?」という疑問に対し、最も確実な計算手順を3つのステップで解説します。
【ステップ1:自己資金(頭金)を把握する】
まずは、現在の貯蓄額から「手元に残しておくべきお金(生活防衛費など)」を差し引き、家づくりに出せる「自己資金(頭金+諸費用)」を算出します。いざという時のために、生活費の3〜6ヶ月分は手元に残しておくことをおすすめします。
【ステップ2:無理のない住宅ローン借入額を計算する】
「借りられる額」と「無理なく返せる額」は異なります。安心した生活を送るためには、年間返済額を年収の20〜25%以内(返済負担率)に抑えるのが一般的です。今の家賃や駐車場代の支払い額と比較しながら、毎月いくらなら無理なく返済できるかをベースに借入額を逆算しましょう。
【ステップ3:総予算を決定する】
ステップ1とステップ2で算出した金額を合計したものが、あなたの家づくりの「総予算」となります。
(計算式: 自己資金 + 住宅ローン借入額 = 家づくりの総予算)
■【早見表】年収別・住宅ローン借入額と予算の目安
「自分の年収ならどれくらい借りられるの?」という疑問にお答えするため、年収別の借入額目安をまとめました。(※返済負担率20%、金利1.5%、35年ローンの場合を想定した概算です)
・世帯年収400万円
毎月の返済額:約6.6万円
借入額の目安:約2,100万円
・世帯年収500万円
毎月の返済額:約8.3万円
借入額の目安:約2,700万円
・世帯年収600万円
毎月の返済額:約10.0万円
借入額の目安:約3,200万円
・世帯年収700万円
毎月の返済額:約11.6万円
借入額の目安:約3,800万円
・世帯年収800万円
毎月の返済額:約13.3万円
借入額の目安:約4,300万円
※実際の借入額は、金利タイプや他のお借り入れ状況によって変動します。詳細は金融機関や住宅会社の担当者にご相談ください。
■予算オーバーを防ぐためのコストダウン3つのコツ
理想を詰め込みすぎて予算オーバーになりそうな時は、以下のポイントを見直してみましょう。
建物の形状をシンプルにする
1階と2階の面積が同じ「総2階建て」や、凹凸の少ない四角い家は、外壁や屋根の面積が減り、建築コストを抑えやすくなります。
水回りを1箇所にまとめる
キッチン、お風呂、トイレ、洗面所などの水回りを近づけて配置することで、配管工事費を削減できます。
優先順位を明確にする
「絶対に譲れない条件」と「できれば欲しい条件」を分けましょう。例えば、後から変更が難しい「住宅性能(断熱・気密)」や「構造」にはしっかり予算をかけ、壁紙や照明などの内装設備で調整するのがおすすめです。
■まとめ:正確な予算把握はプロに相談しよう
注文住宅の予算の決め方と、費用相場について解説しました。家づくりは一生に一度の大きな買い物です。インターネット上のシミュレーションだけでなく、ご自身のライフプランに合った正確な資金計画を立てることが成功の秘訣です。
当社では、お客様一人ひとりのご年収や将来のライフイベントを見据えた「無料の資金計画相談」を実施しております。「自分たちに合った予算が知りたい」「ローンの選び方が分からない」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
